アジアとヨーロッパをつなぐトルコ共和国の中で、特に中部アナトリア地方はアナトリア文明発祥の地であると同時に、6千年も前からワイン醸造が行われていたといわれています。当時から人々は葡萄から採れる元気になる果汁をVINOと呼んでいました。これがワインやヴァンといった言葉の語源となっております。これは有名なアナトリア博物館に展示されている王家の遺品からも立証されています。今日、トルコの葡萄栽培はアナトリア地方をはじめ、エーゲ海沿岸や北部トラキア地方に広がり、ワイン用の葡萄栽培は大変盛んになっております。アナトリアの大地は世界有数の農産物の宝庫で、葡萄生産量は世界6位、品種は約120種、その中からワイン作りに最もふさわしい良質なローカル種がトルコワインとして生まれ変わります。葡萄をこよなく愛する栽培者とエノロジストの弛まぬ努力により、トルコワインの生産量・評価は年々高まっております。
株式会社 ティー・オフィス
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